「たいせつなのは、
どれだけ
たくさんのことを
したかではなく
どれだけ
心をこめたかです。」大好きなマザーテレサの言葉です。
この言葉に触れた時、
私の心の曇りがす~っと消えました。
一人で画を描き、
気の合う職人さんに助けられながら
時には、教えを請いながらWAXを彫ってみたり
やっとひとつひとつのジュエリーを
つくり上げていきます。
時には、1つジュエリーのリフォームオーダーのために30個もラフを起こし
見積もりも5個ほど出し、
やっと決まった1つを清書してやっと制作にかかります。
このペースなので、ちっとも利益が出ません。
昨年は、途中カスタムオーダーが入って、
親しい方のリフォームを、少々お待ちいただきました。
今、やっと一生懸命やっています。
今月中には、お出しできると思います。
遅くなって、すみません。
ジュエリーのリフォームオーダーは、
その方の思い出も一緒にお預かりしますから、
本当に、心をこめて創っていきたいと思います。
立派な展示会や、まばゆいばかりの宝石の数々を見る度に
自分の仕事のまだるっこいやり方に、
小さい規模の仕事に
疑問を感じることが、ありました。
そんな、私の迷いを払拭してくれたのが
あの、マザー・テレサの言葉です。
私にできることを、心をこめながら、やっていこうと思います。
PARUREのジュエリーを好きでいてくださるお客様が
「あなたのジュエリーはあったかい。」
とおっしゃってくださいました。
大地が、あるいは貝が、はぐくんできた素材を
その方の思い出とともにお預かりする。
私には、どんなことができるでしょう。